ふすまのスキマ

アクティブなとき、そうでないとき、ココロの心太(ところてん)

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【教育】メタ認知って その2

 先のブログで「メタ認知」をとりあげた。

メタ認知」とは、「自分自身を客観的に認知する能力」のことである。

 自分の中の「もう一人の自分」が、自分の考え方や感情、行動を「それどーなのよ」と客観的に冷静に教えてくれて、「こーしたほうがいいんじゃね」と、自分を管理・調整・修正してくれる能力がメタ認知です。

 子供の学習能力、そして大人になってからの問題解決能力に、大変重要なチカラです。以下、子供の勉強という視点から、メタ認知を掘り下げていこうと思います。

【自分のことを知ること】

「数学は苦手だけど、国語は得意だ」
「人前で発表するのは苦手だけど、コツコツひとりでもくもくと作業することは好き」
「テストで、ここは簡単だったけど、ここは難しくて間違えてしまった」

など、まずは、自分自身について分析して知ること。得意不得意の両方とも客観視できること。自己を把握できていること
これが第一段階。(「メタ認知的知識」の段階と言うらしい。)

※以下、途中で気づいたのですが、
話がどんどんそれていってしまうので、
ご注意お願いします。すみません。

上記のようなことを、子供が勝手に自分で自分を評価できている場合は問題ないし、その時点でおそらく今後もメタ認知が自分でできていく可能性があるから、しばらくは大人が余計な口出しせず見守っていくのがよい。基本、大人は我慢

しかし、勉強が苦手な子供は、まず、自分が苦手だということを知りたくないから、自己認識から逃げる傾向がある気がする。その場合は、保護者や教師が、適切なタイミングと場で、子供に問いかけて、上記のような自己認識を促す(発話してもらう)ことが望まれる。子供が認識したがらなかったら、あまりしつこく問いかけないようにして、また後日、時機を見て問いかけてみる。決して回答を強要しないように。子供がたまたまご機嫌でよくしゃべっているときに話してみるとか。子供が落ち込んでいるときとか不機嫌そうなときはもちろん回避。たとえ相手が子供であっても、こちらの都合だけを考えてはいけない。相手をよくみること。子供に敬意を払うことも大切だ。

そして、大人側も子供から尊敬されるような普段からの言動も大切だ。子供は敬意を払えるヒトの言うことはきく。

話がそれていくが、子供は好き・嫌いに関して、残酷なほど正直だ。嫌いな教師の話はきかないどころか反論をする。好きな有名人とかマンガの主人公が言っていることはすぐ鵜呑みにして影響を与えられる。子供から敬意を払ってもらえる大人であるかどうか、メタ認知してみよう。

さらに話はそれて、以前「ドラゴン桜」というドラマで阿部寛が教師役をやっていた。阿部寛に『お前ら、絶対勉強できるようになる!東大に受かる!』って言われたら、かなり説得力がある。阿部寛の役柄の中での人間性と、あの声で言われたら、なんかいけそーな気がしてくる。推しのアイドルとか大谷翔平とかに「君ならできる!」なんて言われたら、相手のために、相手を喜ばせたくなって頑張る。そう、誰かを喜ばせたくて、幸せにしたくて、その相手の喜んだ顔を見るのが自分の楽しみ、喜びになり、それで頑張れる気がする

話がどんどんそれるが、子供との「対話」のキャッチボールも大切だ。クローズド・クエスチョンではなく、オープン・クエスチョン形式で。

「テスト出来た?」 →「出来なかった」
ではなく、
「テストどーだった?」→「数学が難しかった」
とか。
「今日、学校楽しかった?」→「うん」
よりも、
「今日、学校どーだった?」→「楽しかった」
とか。

 

は、話を戻そう。
(漫画家 浦沢直樹先生に負けないほど話を広げ過ぎました。収集できるのか、伏線回収できるのか不安です。)

 

この俯瞰的自己分析・自己理解から次のステップに進む。


【自分はなぜその状態なのかを知ること】

「自分はなぜ数学が苦手なのか、なぜ国語が得意なのか」
「自分はなぜ人前が苦手で、なぜコツコツ作業が好きなのか」
「テストでなぜ簡単なところと難しく感じて間違えたところがあったのか」

 

自己分析・自己理解を踏まえ、「なぜその状態なのか」を客観的に考えること、現在の自分の状態に照らし合わせて確認していくこと
これが第二段階で、「メタ認知的モニタリング」の段階と言うらしい。

が、まだまだ長くなりそうで、すみません。後日つづきを書きます。
もっとメタ認知力を養い、計画的に自己認知してから書き始めるべきでした。

ブログを開始してまだ一週間経っていなくて、初心者で、なんか行間とか色とか体裁とかhtmlとかよくわからなくて、でも、見てくださっているヒトがいて、アリガトウしかありません。少しづつですが、成長して見やすくしていきたいです。

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