ふすまのスキマ

アクティブなとき、そうでないとき、ココロの心太(ところてん)

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【教育】メタ認知って その1

 先のブログ内で「非認知能力」の重要な要素のひとつとしてメタ認知をあげた。「メタ認知」とは、「自分自身を客観的に認知する能力」のことである。

 メタ認知を私が強く意識するようになったのは、子供の勉強をみていたときである。
    同じ間違いを何度も繰り返す
のである。そして、

    解けない問題があるとき、
   「なぜ解けないか、何を知らないから解けないか、
    どうしたら解けるようになるのか」がわからない

のである。自分で参考書やインターネットで調べようにも、

   「何を調べていいのかわからない状態」

なのである。もちろん勉強は苦手なほうなのだが、工夫や修正があまりにもできていなかったのである。

 

よく耳にする、


   「うちの子は、勉強の仕方がわからないみたいです。」
   「うちの子は、何を勉強したらいいのかわからないみたいです。」
   「うちの子に勉強のやり方を教えてあげてください。
    やり方さえわかればできるようになると思うんです。」


ってやつ。メタ認知が苦手な子供・親なのだと思うし、メタ認知を意識したことがないのだと思います。少しきつい言い方ですみません。自分自身への戒めのコトバでもあります。

 「メタ」とは「高次の」の意味。したがって、メタ認知とは、一段階上の視点から俯瞰的に自分自身を認識・理解したり管理したり評価したりする能力のこと。

 自分の中に

「もう一人の自分」

がいて、自分の考え方や感情、行動を

「それどーなのよ。それでいいの?」

と客観的に冷静に教えてくれて、

「こーしたほうがいいんじゃね。」

とか、

「うん、それでよし。」

とか、自分を管理・調整・修正してくれる能力メタ認知です。「もう一人の自分」が幽体離脱して、天井からアドバイスしてくれる感じ。

 メタ認知の起源は、古代ギリシャの哲学者ソクラテス。そう、無知の知。「自分は知らない」、ということを「知っている」ってやつ。

 メタ認知に関しては、
 今後、もう少し深堀りして、
 私自身のためにも、
 できるだけわかりやすく噛みくだいていこうと思っています。

shufrieren.hatenablog.com